SIGMA DP2x
コンデジ購入に向けて再度悩んでいたわけですが、すべてを覆す如くSIGMA DP2xを買いました。
忙しい時程購買意欲が湧くというもの。2週間ほど悩み続けた挙句、勢いで購入。
何故DP2xか
前回の日記ではオールラウンダーとしてのコンデジの検討、という感じでしたが、そうなるとデジイチの立場はどうなる…とか色々問題になってきます。高感度耐性や手ぶれ補正が必要ならデジイチを持ち出せば良いだけのこと。
普段かばんに入れておきたいもの、として再度考えてみるとリコーのGRやSIGMAのDPのような単焦点のほうがデジイチとの立ち位置が明確になるし、面白そうだと考えるように思考がシフト。
- SIGMA DP1x(28mm F4)
- SIGMA DP2x(41mm F2.8)
- RICOH GRVI (28mm F2.8)
- FUJIFILM X100 (35mm F2)
- Leica X1 (36mm F2.8)
下にいくほど高価格帯に。Leica X1は憧れだけどさすがに250TRの中古一台買えるくらいだし…
SIGMAのDP2xだと、現状よく使っているEF24mmの単焦点と同等の画角と焦点距離。使い勝手をよくわかっている画角なのでDP2xに決定。
(もしズームできるコンデジがどうしても欲しくなったとしたら、PanasonicのLX-5を買います。中古価格がかなり小慣れてきているし、実績十分なので。)
(若干)柳原可奈子似のヨドバシ店員さんと交渉の末、現在の価格コムの最低価格より若干安い実質価格にて購入に至りました。
※現在の中古価格が30,000円〜35,000円程度で、新品最安価格が37,000円程度。差額が2千円〜なので新品で購入。後継のMerillが発売されるまでは大きな変動はないでしょう。
ついでに、帰りにマップカメラで中古のフードアダプターを新品の半額(800円)で購入しときました。
操作系
操作系がすごく良い。暗所でのオートフォーカスの迷い方はなかなかひどいものがありますが、そのへんは逃げ道がしっかり用意されてます。フォーカスダイヤルが別途ついているし、フォーカスエリアの拡大表示もできる、と。スナップとか遠景が主体の場合には「パンフォーカスモード」に切り替えれば万事OK。そういったモードの切り替えが、メニューの深いところから呼び出すのではなく、少ないボタン操作で切り替えられる点がすごいです。
画質の比較
それぞれRAWで撮影して、EOS 50DはDPPで2460x1760にリサイズ、DP2xはSPPで等倍JPEG出力。ホワイトバランスやカラーモードは同等の設定にて現像。
色ノリはEOS 50Dのほうが鮮やかでハッキリした印象。DP2xはアッサリですが、解像度がハンパないです。
最近はあっさりした色合いに好みがシフトしてきているのでDP2xの色でも全く問題なし。(気に入らなければ現像時に弄れば良いだけ)
液晶
ひどいです。EOS 50DがiPhone4/4SならDP2xはiPhone3G/3GSみたいな感じ。
ただし、DP2xの液晶性能は必要最低限という感じで、「カメラの液晶では綺麗に撮れたと思ったのにPC画面で見たらひどく残念な失敗画像だった…」というオチも少なくなります。問題なし。
携帯性
それほど良くないです。コートのポケットにギリギリ入るくらい。ズボンのポケットは絶対入りません。今は急遽購入したチョークケースに入れてベルトからぶら下げてます。そのうちレザーケース手にに入れて持ち運びたいとは思ってますが(ケース高い…orz)。